これまでの経過
6/11 8wで稽留流産の診断
6/16 流産手術
6/29 胎盤ポリープ疑い
7/14 通院していたクリニックから大病院へ転院するよう言われる
7/15 大学病院受診 子宮造影MRI検査を受ける
※漢方薬処方
8/30 胎盤ポリープからの大量出血で救急搬送→入院となる(9/1退院)
※漢方薬中止
9/ 5 胎盤ポリープから2度目の大量出血→入院となる(9/8退院)
処方されていた漢方薬
胎盤ポリープと診断され、手術もしないという事は、西洋医学的には何もできる事がないという状況でした。
それでも、何かできる事はないかと調べ漢方薬を処方してもらう事になりました。
この辺の事としばらく飲んで3週間時点の事は別記事でも書いていますので、ご興味あればご覧下さい。
最初から主治医の先生からは、
『効果ないと思うけどねえ。』
と言われていましたが、先生なりに考えて2種類の漢方薬を処方してくれました。
1種類目は自分で調べて「これはどうですか?」と聞いた
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
という漢方薬です。
ネットで
と調べてもこの漢方を飲んでいたというブログが何個か出てきました。
他の婦人科系の疾患にも使われる事が多いようです。
2種類目は
きゅう帰調血飲(きゅうきちょうけついん)
という漢方薬。
この漢方薬は桂枝茯苓丸と比べるとメジャーではないと思います。
漢方薬局で調剤してもらっていたのですが、パッケージになったものではなく、薬局で小袋に分けてくれていました。
2種類とも『於血(おけつ)』と呼ばれる血の滞りを下す駆瘀血剤として処方されるようです。
入院の時に中止になる
6/16に流産後の手術を受け、大学病院でMRIを撮り胎盤ポリープと診断されたのが7/15。
この日から漢方薬を処方され、1日3回せっせと毎日欠かす事なく飲み続けました。
そして8/30に大量出血を起こし入院。
入院した翌日が受診予定日だったので、薬はちょうど入院した日まででなくなってしまいました。
退院前の診察の時に聞くのを忘れていたので、その後退院の説明をしてくれた先生に
「いつも飲んでる漢方薬は出してもらえるんですか?」
と聞いてみると、
『漢方薬!?そんなの飲んでるんですか!?』
と言われました。
なんかすごいバカにしたような言い方で、正直気分良くなかったです😑
『確認しますね』
と言われ、その後主治医の先生に聞いてくれたのか聞いてないのかも分かりませんが、
『今回飲み切った分で終了です』
と言われました。
先生の判断で、もう『於血(おけつ)』が下ったという事なのか、入院の時には基本院内処方なので院内に置いていない漢方薬だったのか…。
なんとなく後者の病院の都合だったんじゃないかなあと個人的には思ってます。
結局のところの漢方薬の効果
大学病院にかかってから入院まで、ちょうど1か月半は漢方薬を飲んでいました。
効果があったのかと言われると
…正直分からないです。
胎盤ポリープの治るまでの期間を、漢方薬を飲んでいた時と飲んでいなかった時を比べる事はできません。
けど、身体的には合っていたと私は思います。
少量ずつ、ずるずると長く続いていた不正出血は改善しましたしね。
主治医の先生からは、血流の範囲も広いし血流もすごく豊富だと言われていました。
他の方と比べる事はできませんが、私は比較的大きい胎盤ポリープなんだと思います。
ですが大量出血が起きた時も処置をしなくても血は止まりましたし、輸血もしなかったし、手術にならずに済みました。
漢方薬が力になってくれていたと思います。
そして何より気持ち的な問題を和らげてくれたような気がしています。
何も手立てがなく、待つしかない状況でも身体の為に何かできていると思う事ができます。
毎日3回漢方薬を飲む事で、
(お薬飲んでるから大丈夫)
と自分に言ってました。
結論
1か月半飲み続けて良かったと思います。
副作用が出る訳でもなかったですし、体調はまずまず良好でした。
(漢方薬でも体質に合わないと西洋医学で言うところの副作用のような症状が出る事があります)
今度同じ状態になってもお医者さんに漢方を出してもらいたいとお願いすると思います。
まだ治りきった訳ではないのですが💦私の身体の支えになってくれた事に感謝です!