2020.7.6(月) 受診
稽留流産と診断(6/11)→手術(6/16)
の後、2週間後の診察で子宮内に出血が残っていると言われ、経過を診る為その1週間後である7/6に受診しました。
パルタンMを5日間服用しましたが、手術後に服用した時よりも子宮収縮による痛みはひどくはなかったです。
薬を飲んだ後の思ったより痛みが強くなかったので、子宮の大きさも元に戻ってきているのかなあ、なんて思っていたのですが…。
超音波の結果、『胎盤ポリープ』と診断されました。
お医者様の説明によると
・胎盤ポリープとは子宮の中に赤ちゃんを栄養する血管が残っている状態
・普通、赤ちゃんがいなくなるとその血管は枯れていく
・今回の場合、その子宮内の血管に血流が認められ枯れていない
・血管に血流があると大量出血が起こる可能性がある
・その大量出血は生理の比ではなく、ひどい場合は輸血が必要になる事も
・私の場合子宮の中に溜まっている出血は少ないので緊急性はない
・けど血管に血流がある限り、いきなり血が溜まってきて大量出血する可能性もある
・今日と1週間後、血液検査でHCGの値を測り、経過を診る
・1週間後HCGの値と超音波の結果を診て、経過が良くないと大病院に紹介となる
・この状態から元の子宮の状態になるのは数か月かかる
・薬などの治療法はなく、経過を診るしかない
・経過とともに勝手に血管が枯れる場合もあるし、大量出血となれば手術になる可能性も
・手術の時に子宮の入り口が狭かったのが影響しているかもしれないが、はっきりと明確な原因は分からない
こんな感じでした。
『胎盤ポリープ』についてネットでも調べて大量出血した人の経験談を見ましたが、『座っていた椅子が血だらけで真っ赤になった』とか書いてあってビビりました。
子宮内に血管が張り付いている状態なので、手術も難しく本当に最悪の場合子宮全摘になったりするみたいで色々読んでいるうちに怖くなりました。
自分としては出血はまだありますがおりものシートでも大丈夫なくらいで、その他腹痛もなんの症状もなく過ごしていました。
出血の量も減ってきているような感じなのでこんなややこしい事になっているとは思いもしなかったです。
とにかく経過をみるしかない。
治療法もない。
ほんと『なんで?』って感じです。
なんで私の子宮の血管はまだ張り切っているのでしょう。
おーい!もう栄養しなくていいんだよ!
早く前に進もうよ!
そんな気持ちです。
今回の妊娠がダメになってしまった以上、早く子宮が回復して次の移植に進みたい。
そんな気持ちとは裏腹に身体がストップをかけてしまっている状態です。
ホントにはがゆい!
とにかくこの1週間で血管が枯れてくれる事を祈るばかりです。
-余談-
今回のお会計¥6,490
なぜか全額自費!
『胎盤ポリープ』という立派な(!)病名も付いているし、保険適応だろうと普通に思っていましたがなぜか自費!
腑に落ちなくて事務の方に問い合わせましたが、
『今回の血液検査が保険適応にならないので本日は自費になります』
との回答。
患者からすれば病院に保険適応にはならないと言われたらそれ以上言える事はありません。
けど、納得はできませんよね。
胎盤ポリープと診断され、その経過をみる為の血液検査ですから。
必要な検査であれば保険適応されるのが当然な気がします。
そう思いましたが保険適応かそうでないかを決めるのは病院ではなくお国です。
おかしいだろ国!
と思いましたがしょうがないです。
しかし翌日、クリニックから電話がかかってきました。
『申し訳ありません。昨日の診療は保険適応になるので差額を返金致します』
という内容でした。
え!?
保険適応されてもその差は数千円でしょう。
ここまで一回数万円の自費を払い続けてきたので、そんなの誤差みたいなもんです。
けど、そういう問題じゃない!
国が決めた事じゃなく、クリニックのミスでやっぱり保険適応なんじゃないか!
『このクリニック、簡単に自費にしすぎじゃね?』
と思いました。
だからこんなミスするんでしょうね。
保険診療を中心にしているクリニックであればおそらく今回のような事はなかったでしょう。
保険適応が『当たり前』だからです。
一方、患者が10割を払う事に慣れているからクリニックも患者も10割払ってもらう事、払う事が『当たり前』になって気にも留めません。
流産して、こんな病気にもなって、結構参ってますから…。
余計な事でモヤモヤさせないで!お願いしますよ…。