3月に胚盤胞移植にて妊娠判定陽性。
現在妊娠15週となります。
1か月前に受けた初期妊婦検診で、
『少し血糖値が高い』
と指摘され、つわりが落ち着く時期に糖尿病の検査を受けるように医師から言われました。
ちなみにその時の検査の数値は
血糖値:102mg/dl
HbA1c:5.4%
でした。
先生からは、血糖値は妊娠初期の場合『95』以上だと、細かい検査を受ける必要があると説明され、『102』だった私は引っ掛かってしまったのです😣
と、いう訳で15週目に『ブドウ糖負荷試験』という検査を受けたお話です。
ブドウ糖負荷試験
当日の流れ
①空腹時に採血
前日は20時半以降は絶食の状態。
脱水にならないよう、起床後はお水をコップ1杯飲んで行きました。
予約は9時半でしたが、15分前には到着しているように書かれてあったので、9:15には受付を済ませました。
すぐに呼ばれて、まずは看護師さんから検査の説明を簡単に受け、さっそく採血を受けます。
②採血後すぐにに甘い炭酸を飲む
採血が終わるとすぐに、350ml(?)くらいのビンに入った甘い炭酸を飲みました。
味は少し濃度高めの三ツ矢サイダーみたいで普通においしい。
キンキンに冷えていて、かき氷食べた時みたいにちょっと頭が痛くなりました😅
③1時間待機
糖分を入れた後の血糖値の推移を診るため、サイダーを飲んでから1時間待ちます。
買ったばかりの本を持って行っていたので、あっという間に時間が経ちました。
④2度目の採血
1時間後、2度目の採血を受けます。
⑤再び1時間待機
ひたすら待機。
血糖が上手く処理されていますように…🙏
⑥3度目の採血
2度目の採血から1時間後。
最初の採血から2時間後に再々採血。
1回目は左腕。2回目は右腕。
3回目は2度目の左腕で、まったく同じ場所に刺されたので結構痛かった💦
これにて検査は終了です。
検査の結果
結果は後日聞きに来ても良かったのですが、糖尿病外来の先生が週1回しか来ないとの事で、当日の午後に結果を聞きに行きました。
検査の結果で引っ掛かればそのまま糖尿病外来を受診できるとの事で…。
結果は、
血糖負荷前 93mg/dl →妊娠糖尿病の基準 92mg/dl以上
血糖負荷60分値 169mg/dl →妊娠糖尿病の基準 180mg/dl以上
血糖負荷120分値 147mg/dl →妊娠糖尿病の基準 153mg/dl以上
空腹時の血糖値で引っ掛かってしまいました😭
あと2!低かったら基準値内だったんですが…。
私のインスリン、あと一歩及ばずでした…。
ちなみに、紙の真ん中に印刷されている基準値は一般の方の数値みたい。
妊婦さん、つまり妊娠糖尿病の診断基準とは別みたいですね。
妊娠糖尿病
産科の先生からのお話
1項目だけ、しかも少しだけオーバー…。
そうはいえども診断基準的には1項目だけ基準値より高ければ『妊娠糖尿病』と診断されます。
産科の先生からも、
『今すぐ何かある訳ではないけど、妊娠初期で血糖が高めの状態で、後期になるにつれて今よりもっと上がりやすくなる。早めから血糖値が高くならないように気を付けた方が良い』
と言われ、糖尿病外来を受ける事になりました。
糖尿病外来を受診
糖尿病外来の先生は冊子を一緒に見ながら、丁寧にめちゃめちゃ詳しく説明して下さいました。
妊娠すると本来血糖値は下がるらしい
妊婦さんは本来、血糖値は普段よりも下がるそうです。
赤ちゃんに栄養をあげないといけないので、母体の血糖は赤ちゃんに取られて下がりやすいとの事でした。
ただ、血糖値は下がり過ぎると危ないです。
だから、妊娠中はホルモンの働きで、お母さんの血糖値が下がり過ぎないようになっています。
血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きが悪くなる事で、低血糖になりにくいようになっているみたいです。
だから結果的に、食後の血糖値は下がりにくいという状態になってしまいやすい。
本来は母体を守るために下がりにくくなっているんですね。
私の場合
ちなみに私の場合は、糖を飲んでから60分後と120分後の数値は基準値内でした😅
空腹時の血糖だけがアウト。
先生からすると、これは『珍しい』との事。
60分、120分経ってもなかなか血糖値が下がらないというパターンが多いようです。
空腹時に少し高いという状態で、血糖値の下がり方は悪くはないので、そこまで心配しなくて良いと先生は言っていました。
妊娠糖尿病を放置すると
母体:流産・早産、妊娠高血圧症候群、羊水過多症、尿路感染症など
赤ちゃん
胎児期:巨大児、先天奇形、子宮内胎児死亡(重度の場合)
新生児期:低血糖、高ビリルビン血症、多血症、低カルシウム血症、呼吸障害
小児期:肥満、糖尿病
出産してへその緒を切ると、母体からの血糖が無くなるにもかかわらず、赤ちゃんはインスリンを出し続けてしまう為に、生まれてすぐ低血糖になる事が怖いと言われました。
場合によっては命の危険も…。
しかもお腹の中で巨大児になってしまうと出産自体のリスクが増えてしまいます。
さらに、成長してからも糖尿病や肥満になりやすかったりと、
赤ちゃんがお腹の中にいる間の環境で、生まれてからの健康も左右されてしまうかもしれない。
これは責任重大!!
早めに血糖をコントロールしておかないと、私自身も出産後に本格的な糖尿病になってしまうかもしれません。
ちなみに出産するとほとんどの方は通常の血糖値に戻るそうです。
ですが、血糖のコントロールができていないと、そのままガチの糖尿病になってしまいます😨
今後について
治療
今後は食事療法と運動療法で様子を観察していく事になりました。
もっと悪くなれば、インスリン療法を受けるしか手はないと言われました。
通常の糖尿病なら飲み薬で様子をみて、ダメならインスリン注射になるんですが、妊婦は薬を飲む事ができません。
やっぱり大切なのは食事と運動ですね。
栄養指導を受けて下さいとの事で、栄養士さんの指導を来週受ける事になりました。
2日分の食事内容を書いて、その時に提出します。
食べづわりで、食べる回数が増えた事、
お腹の張りにビビって身体を動かす量が明らかに減った事も関係大いにありそうです😥
つわりがなくなった今でも、空腹が嫌なのと、習慣的にちょこちょこと食べてしまいます…。
しかも、『お腹が空いたら何か食べる』を続けていると、自分の食べた量が分かりにくくて、トータルで見たらめちゃくちゃ食べてたって事が多いような気がします。
うーん。これは改善の余地ありあり。
食習慣や運動習慣について気づかされました。
次回の検査までに
血液検査はまた2週間後。
今回受けたような糖負荷試験ではなく、血糖値とHbA1cを測定します。
自宅で血糖値をこまめに測定して、食事をコントロールしていくという方法もあるのですが、今回の私の場合は血糖値の測定器は健康保険の適応にならないと言われました。
検査で引っ掛かったのが1項目で、BMIも肥満レベルになかったからです。
該当すれば保険で測定器を借りられる(って事なのかな?)みたいです。
保険適応にはならないし、基準値を大きく超えている訳ではないので、食事の内容や頻度を変えて様子をみてみましょうとの事でした。
血糖値がこれからどんどん上がって行って、赤ちゃんに影響が出てしまうのは避けたい!
普段食べている内容と量をきっちり把握して、食べ過ぎないように、血糖値が上がり過ぎないように気を付けていきます。
もちろん適度な運動も😅
食べた物を書き出すだけでも見直しになりそうだし、来週栄養士さんの指導も受けて改善していくようにします!