これまでの経過
6/11 8wで稽留流産の診断
6/16 流産手術
6/29 胎盤ポリープ疑い
7/14 通院していたクリニックから大病院へ転院するよう言われる
7/15 大学病院受診 子宮造影MRI検査を受ける
※漢方薬処方
8/30 胎盤ポリープからの大量出血で救急搬送→入院となる
退院と引越し
8/30夜に胎盤ポリープから大量出血し、救急車で搬送されましたが、9/1に退院となりました。
お家に帰って、主人と今後の事を話し合いました。
主に緊急時の事です。
主治医の先生から、一度出血が起これば短期間に同じように大量出血を起こすケースが多いとの事。
そして、これも前から言われていたのですが、先生の経験上なぜか夜間に救急搬送される事が多いんだそうです。
あくまでも経験上の話だそうですが。
主人は休みが週に1回、夜帰りが遅くなる事がほとんどです。
今回はたまたまタイミングよく帰ってきてくれましたが、1人の時に同じような事になる事を考えると、主人的には『気が気じゃない』と。
私もやっぱり不安です。出血が多くなると気を失う事も考えられますしね。
そこで治るまでの間、私の実家に居候する事になりました。
両親も快く受け入れてくれたので本当にありがたいです😌
ちなみに主人も一緒です。
3日間お休みを取ってくれていたので、休みのうちにと早速退院の次の日に実家に荷物を運びました。
完治まではこれからまだ2~3か月はかかると主治医の先生に言われているので、当分暮らす事を考えてパソコンやDVDレコーダーなど、愛用の家電製品なども運びました。
(普通なら里帰り出産とかで帰るんだろうけどなあ…)
と正直思いました。
これじゃ『里帰り療養』です😅
実家は通っている大学病院からも車で15分程。
両親共に車の免許も持っていますし、母は専業主婦です。
こんな安心な環境はありません。
本当にありがたいし恵まれています。
そう思う反面、こんな歳になってまで親に面倒かけて、心配かけて、しかも孫の顔も見せてあげられない…。
とか、いろいろ考えてしまうと自己否定の方向にどんどん落ちてしまいそうです。
自分を否定しだすとキリがないので、治ったら両親を旅行に連れて行ってあげる事を目標に過ごす事にしました。
そういえば今まで親孝行らしい事はほとんどした事がありません。
案外いい機会になるかもしれません。
2度目の大量出血
実家に引っ越してからは荷物の整理やお掃除など、結構バタバタと動いていました。
退院してきてからも出血は全く止まるという事はありませんでした。
ドポっと多めに出る時もありますが、出続けるという事はなかったです。
が…。
退院から4日後の9/5朝10時頃、2度目の大量出血が起こりました。
前回の出血からは6日後。
10時頃、主人を送り出した直後でした。
ドボッと血が出る感覚がしてから、続けてドバーっと出ました。
急いでトイレに向かいます。
確認すると、ナプキンはもう真っ赤。
まだドボッドボッと断続的に出血しています。
しばらく座っていましたが、止まる気配はありません。
スマホも持ってなかったし、両親は声の届く距離には居ません。
とりあえずでっかいナプキンを付けて、トイレから出てスマホを取り、母親を呼びました。
「病院に行くかもしれないから準備してて!」
と言ってからまたトイレにこもりました。
トイレから病院に電話しますが、土曜日だったので外来は通じず、病棟に電話しました。
状況を伝えると、
『今から救急外来に来て下さい。』
と言われ、向かう事になりました。
1回目の時とは違い、明らかに今回の方が出血量が多く、出始めてから多分15分くらい経っていても
ドボッドボッと断続的に出ていました。
ふらつきや視界がかすむ、みたいなあきらかな貧血の症状はなかったので、
(まだ大丈夫、まだ大丈夫…)
と言い聞かせていましたが、出血が止まらないかもしれないという恐怖は大きかったです。
準備していた入院セットを母に持ってきてもらい、母の運転で病院に連れて行ってもらいました。
車の中でも出血は続いていて、漏れて汚れたら困るのでゴミ袋とボロのバスタオルをお尻に敷いておきました。
15分くらいで到着し、駐車場に車を停めて歩いて救急外来に向かいます。
警備員さんに名前を伝えると通してくれて、救急外来の待合で座って待つように言われました。
たぶん10分くらい待ったと思います。
ここら辺はやっぱり救急車の時とは緊急度の扱いが違いますね。
意識もしっかりしているし、そこの判断もあるかとは思いますが。
診察室に通されてすぐに内診する事になりました。
出血はまだあったので、内診台に座ってから下着を脱ぎます。
太ももにも血が付いていて、床にも血がポトッ、ポトッと落ちたので、
(ヒーッ!!😨)
と思いました。
まだやはり出血は完全には止まっておらず、
『今日はとにかく入院になります。このまま家には帰せませんよー。』
と言われました。
(また入院か…)
と思いましたが仕方ありません。
待合で待ってる母にも先生から説明してくれて、荷物を持った母も一緒に病棟に向かう事になりました。
私は車いすに乗せられました。
面会は今の時期できないので、母とは病棟に入った所でお別れです。
通された病室は前回と同じ個室でした。
着いて早々、採血とルート確保の点滴をする事になりました。
輸血する事になってからではなかなか入らなくなってしまうとの事で、今のうちに針を入れて輸液を少しずつ落としておくそうです。
出血はこの時には小康状態でしたが、また一気に出だすかもしれませんしね。
そんなこんなでもう時間は12時半になっていました。
しばらくするとお昼ご飯を持ってきてもらえました。
まさかの肉うどん!!
しかもものすごくおいしかった!
血がいっぱい出たのでしっかり食べておかなくちゃと思い、完食しました。
看護師さんの話では、この日は土曜日なので主治医がお休みとの事。
診察は月曜日になるようでした。
連泊決定…😥
出血は続いているものの一気に出る事はない、
という状態に落ち着いていましたが、病院側としてもまた出始めて止まらない可能性もあるので、返すわけにはいかないと言われました。
様子見の入院ですね。
2度目の入院生活が始まりました。
病院に行くか行かないかの判断
2度目の大量出血もやはり後から思えば
(病院に来る程ではなかった)
と少し思ってしまうのですが、これはもうほんとに、
『止まるかどうかはその時には分からない』
という事です。
後から主治医の先生に聞いた話では、血液検査は軽度貧血くらいの値だったそうです。
いわゆる『ヘモグロビン』の値ですね。
だいたい12g/dl以上が正常のところ10g/dl。
輸血が必要なレベルは8~6g/dlくらいだそうなので、まだ余裕があるにはあったとも言えるし、出続けてたら輸血しないと危なかった、という状態。
もうすごい出てたので、ビビりな私はすぐに
(病院行かなきゃ!)
と思いました。
胎盤ポリープからの出血は、命にかかわる場合も結構あるので病院としては出血している状態では帰せないし、入院になるのは仕方ない。
『万が一』の事になってしまったら取り返しがつかないかもしれません。
入院になってしまったとしても、迷わず病院に連絡する事が最善の策かと思います。