これまでの経過
6/11 8wで稽留流産の診断
6/16 流産手術
6/29 胎盤ポリープ疑い
7/14 通院していたクリニックから大病院へ転院するよう言われる
7/15 大学病院受診 子宮造影MRI検査を受ける
※漢方薬処方
8/30 胎盤ポリープからの大量出血で救急搬送→入院となる(9/1退院)
9/ 5 胎盤ポリープから2度目の大量出血→入院となる
2度目の入院生活
胎盤ポリープから大量に出血し、救急外来を受診すると入院になりました。
この日は土曜日だったので、少なくても月曜日の診察までは入院が確定です。
スマホの通信費もバカにならないので、延々YouTubeを見るなんて事もできず、前回の入院もすごく暇でした。
(仕方ないよな…)
なんて思っていると、入院した事を聞いた姉が差し入れをしてくれました!
ニンテンドースイッチライト!
この時ばかりは本当に姉が神のような存在に思えました😭
幾分マシになったとはいえ品薄で手に入るか分からない状態なのに、わざわざ電気屋さんに買いに行ってくれたようです。
たまたま在庫もあったようで、ソフトのどうぶつの森と一緒にプレゼントしてくれました。
あと、兄が実家に置いてあった懐かしの『ドラゴンボール』
これらを一旦帰った母が持ってきてくれて、家族みんなの愛を感じました😊
ドラゴンボールなんてそりゃ子供の時から何回も読みましたけど、1巻から読み返すのなんていつぶり!
最初の方はアラレちゃんの流れからか、ギャグ要素が強くておもしろい!
(へー、こんなんだったっけ?)
と思いながらめちゃめちゃ楽しんで読めました。
差し入れのおかけで時間が経つのが早い!
あっという間に18時で、晩ご飯の時間になりました。
晩ご飯もおいしい!
病院の食事は魚の骨が全くないのがすごく良いですね!!
出血の方は、多くはありませんが鮮血が全く止まるという事はなく続いていました。
が、マンガとゲームもあって、1度目の入院生活よりかなり快適に過ごす事が出来ました。
快適な個室生活もこの日が最後だったんですが。
部屋のランクを選ぶ
次の日
救急外来で入院となってから1日が経ち、おそらく緊急性がなくなった私は個室から出る事になりました。
部屋には差額ベッド代というものが存在し、選ばなければいけません。
選択肢1:個室
¥11,000/日
間違いなく快適に過ごせます。
選択肢2:パーテーション区切りの大部屋
¥2,200~2,500/日
窓側と廊下側でお値段が変わるとの事。
大きな家具で仕切られているので、大部屋だけどプライベート感は比較的あり。
選択肢3:ただの大部屋
¥0/日
カーテンで仕切られただけの大部屋。
差額ベッド代はなし。
結構悩みましたが、結局色々考えてカーテンで仕切られた差額ベッド代のいらない大部屋を選択しました。
保険に入るタイミング
差額ベッド¥0を選んだ理由は
➀入院期間がおそらく短いので、少しの辛抱だと思った
➁加入している保険から給付金が出ないから
の2つです。
実は1回目入院して退院したタイミングで、入ってる保険屋さんに連絡をしました。
入院したので、給付金が出るかどうかの確認です。
普通なら出ますよね。
けど私には制約が付いていて、それが解除になっているかどうかが分からなかったのです。
保険に入る頃、私はタイミング治療や人工授精でクリニックに通っていました。
健康保険を使ってホルモンの薬をもらったりしていたので、申告書(?)みたいなのを書く時にも正直に飲んでる薬を書きました。
すると…
『子宮・卵巣』に関わる疾患の場合、加入から5年間は保険が下りないという制限が付いてしまいました😥
保険に入って少ししてから、何年かは病院にも行っていない時期があったので、後から思えばもう少し待ってから入れば良かった…。
保険に入ったのは4年前だったもんで制限に引っかかってしまい、お金を払って保険に入っているのに一円も出ませんでした😭
保険に入るタイミングって本当に大切!
女性は男性に比べて複雑な身体ですし、妊娠に関わる事や婦人科疾患で病院にお世話になる確率は高いと思います。
今回の流産手術や胎盤ポリープに関わる入院費も、制限さえなければ給付金が下りていたそうです。
(もちろん入っている保険内容によります。)
それだけじゃなくて、切迫早産で長期間入院しないといけない可能性だって稀な訳ではなく、結構耳にする事です。
できれば結婚が決まったり、子作りしようとするタイミングでは入っていた方が良いかと個人的には思いますね。
大部屋で感じた事
他人の子供の心音
大部屋で結構気持ち的にきつかったのは、周りが妊婦さんばっかりだった事です。
産婦人科だったので、当然の事ながら妊婦さんが多く入院しています。
よく分かりませんが、赤ちゃんの心音を聞く機械があって、1人につき一日に2回くらいそれをやるんですよ。
カーテン1枚越しなんで、『ドックンドックン』ゆってるのがガンガン聞こえます😅
おそらく流産後に胎盤ポリープになって大量出血で入院してるなんていう人間は私くらいなんでしょう。
流産直後の精神状態だったら、もっとかなりきつかったと思います。
そうなると個室を選んでたでしょうけどね。
さすがに生まれたばかりの赤ちゃんとお母さん、お産直前の妊婦さんは同じ部屋にはいませんでしたが、赤ちゃんの泣き声も他のお部屋からは聞こえてきます。
皆さん何かしら問題を抱えて入院されている訳で、それぞれに不安や辛い気持ちを持っているかと思います。
それでも赤ちゃんを亡くして入院してる身からすると、やっぱり
(妊婦さんは良いよなあ…)
と思ってしまう気持ちが出てしまいます。
自分と比べてもなんら意味のない事だと分かってはいるんですが、気を抜くとムクムク嫌な感情が湧いてきてしまいます。
でも色んな事を経験して、感情を『無』にする術が身についてきている気がします。
今回の入院生活でも、気が付いた時には『無』のスイッチを入れるようにしていました。
最近は何でも修行と思う事にしています。
赤ちゃんの泣き声や心音も『滝行』みたいなもんです。
個人情報丸聞こえ
あとは普通にカーテン越しなんで、同部屋の人の看護師さんとの会話が全部聞こえますよね。
4人部屋の他のお3人は会話の内容から、
妊娠初期のつわりがひどくて入院してるっぽい方
妊娠中の血液検査で悪い病気の疑いが見つかった方
切迫早産?っぽい方
でした。
もちろん私の問診内容や先生との会話も全部聞こえているはずです。
咳で起こされる
隣のベッドの方が、ものすごくしょっちゅう咳をしていて、しかも夜中にひどくなる😥
大部屋に移った日の晩がひどくて、眠ろうとすると咳…。
眠ったと思ったら咳で起きる…。
ご本人が一番しんどいでしょうし、文句を言って止めてもらえる訳でもなく。
耐えるしかありませんでした。
これも滝行…。
ちなみにその次の日は吸引薬を処方してもらったらしく、かなり咳がマシになっていてよく眠れました😅
慣れるけどね
大部屋にするのであれば耳栓は必須だなと思いました。
イヤホンで音楽とかも聞いていましたが、ずっとしているのは耳が痛くなっちゃいます。
実際耳にできものが出来てしまいましたし…。
でも、結局約3日大部屋で過ごしましたが、人間慣れるものです。
カーテンで区切られてはいるので、プライベートな空間は聴覚的には無理ですが、視覚的には確保されています。
次に入院する事があっても、別に大部屋でもいいかなと今は思ってます。
(給付金が下りるなら個室にするかもだけど)
長期間だったら嫌になる日が来るのか、それとももっと慣れるのかは分かりませんが😅