毎年恒例乳がん検診
先日、1年に1度受けている乳がん検診に行ってきました。
私は今37歳なのですが、たぶん4~5年前から受け始めたと思います。
初めて受けたのが3月で、そこから毎年3月に受けるようにしています。
丁度3月が誕生月なので、なんとなく毎年その頃になると自然に思い出します。
私の場合たまたまですけど、『誕生月に受ける』とか決めておけば忘れる事が少ないみたいです。
乳がん検診体験記
3種類の検査について
乳がん検診に行くと、いつも3種類の検査を受けます。
①触診
③超音波(エコー)
受付を済ませるとまず、問診表に記入します。
自覚症状がある場合には自治体の『検診』は受けられず、『保険診療』になります。
ちなみに自治体の検診は対象医療機関じゃないと受けられません。
いつも思いますが、検診と保険診療のお値段ってどのくらい違うんでしょうね😅
1年に1回検診を受けに来るクリニックは『乳腺外科』で、検診だけを受けに来る人も多いみたいです。※受付してる人の話を聞く限り。
私もそのひとり。
スタッフの方も検診の患者さんを素早くさばいていく感じです。
あ、悪い意味じゃなくて💦
効率が良いという事です。
待ち時間を減らすためなのでありがたいです。
名前を呼ばれて、カーテンで仕切られたベッドに通されると、服やブラジャーも全部取って、患者着に着替えるよう言われました。
上半身裸になって患者着に着替えてしばらく待ちます。
①触診
まずは先生による触診を受けました。
ちなみに先生は女医さんです。
このクリニックにした理由は場所的に都合が良いのと、女医さんだったからです。
私にも羞恥心はあったようです😅
その時のタイミングによるんでしょうけど、なぜか今回は超音波と触診は別々に行いました。
いつもは一緒にしてくれるんですけど、それこそ効率重視でそうなったんでしょう。
患者着も脱いでベッドに仰向けになると先生が入ってきて、
『触っていきますねー。失礼します。』
と言って、片方ずつ触診して頂きます。
いつも思いますが、本当に『ゴッドハンド』って感じがします。
自分的にマンガの効果音で表現するなら、
スパパパパンッ!
って感じです。
強く押されたり痛かったりは全くなくて、ソフトタッチで、でも心地良いくらい。
しっかりまんべんなく調べてくれます。
全然嫌な感じがしない。
(今まで何人のおっぱいを触ってきたんだろう…)
と毎回思います。
まさに神の手…🤲
何か異常があったらすぐに分かるんだろうな。
『しこりなどもなく、特に異常はないですよ。』
と言って頂き終了しました。
②マンモグラフィー
次にマンモグラフィーに呼ばれました。
マンモグラフィーはおっぱいのレントゲンです。
『マンモグラフィーは痛い』
というイメージのある方も多いかもしれません。
お胸が豊かな方は痛いのかもしれませんが、私は耐えられない程痛いと思った事はありません。
ちなみに私のお胸の大きさは平凡か、それ以下の部類だと思われます💦
レントゲン室に入ると検査着を脱いで上半身裸になります。
撮影は2方向ずつ撮るので合計4回です。
毎回セッティングするので、4回挟まれる事になります。
まずは立ち位置を決めて正面に向きます。
台みたいな所に片方のおっぱいを載せると、技師さんがお肉を寄せたりしてセッティングしてくれます。
そのまま機械が動いておっぱいを挟んでいきます。
挟まれてるから多少は痛いですけど、つねられるくらいの痛みで、痛みに弱い私でも全然平気です。
そのまま技師さんが部屋から出て行って撮影して、すぐに解放されます。
次は逆側を同じように撮って、次は斜めの方向を撮るためにセッティング。
正面を向いたまま首だけ横向きになった状態で、また機械が動いておっぱいを挟みます。
技師さんがまたおっぱいをセッティングしてくれるので、完全に委ねます。
4回撮影して終了。
この技師さん、毎年人が変わっているような気がします。
曜日によって変わるのかなあ。
今回の方は手際が非常に良かった。
これは大変な仕事だなあと毎回思います。
毎日何人のおっぱいを挟んでるんだろう。
痛がる人もいるだろうしね。
余談ですが、待っている時にこのレントゲン室の会話って筒抜けで、何年か前にめちゃめちゃ痛がっている人に遭遇しました。
『痛い痛い痛い!』
みたいな。
そんなん聞くとちょっとビビりますよね。
人によって痛みは全然違うみたいです。
③超音波(エコー)
最後はエコーです。
またまた検査着を脱いで上半身裸の仰向けになると、先生に手を頭の後ろで組むように言われました。
その状態でゼリーを塗って超音波を当てて診てもらいます。
脇に近い所も当てるので、これは少しくすぐったいです。
両方しっかり診てもらって終了。
濡れタオルをもらってゼリーを拭いて着替えます。
乳がん検診の結果
①触診→異常なし
②マンモグラフィー→異常なし
③超音波→のう胞あり
超音波の時に
『この辺水が溜まってるねー。』
と言われました。
同じとこにしばらく当ててたからちょっとドキドキしました。
水が溜まっている所をのう胞と言うらしいんですが、これは特に問題はないらしい。
ホルモンの加減でできる事があるらしくて、腫瘍でもないし自然にできたり吸収されたりしているとの事でした。
なんだー。ちょっとビビった💦
結果は異常なし。
また1年後に受けて下さいと言われました。
検診について
費用
私の住んでる大阪市では30歳代では年に1回であれば超音波(エコー)は¥1,000で検診を受けられます。
マンモグラフィーは40歳代以上になると2年に1回¥1,500で受けられるようです。
私は37歳なのでマンモグラフィーの自治体の検診は受けられないんですが、健康保険の方で検査して頂けました。
これはクリニックによって扱いが違うのかなあ。と思うんですが。
かかった費用は
自費(超音波による検診) ¥1,000
保険(マンモグラフィーと診察) ¥2,550
計¥3,550
でした。
事前の準備
事前の準備なんて何もいらないんですけど、今回とても恥ずかしかった事があります。
それは…
ワキの処理を忘れた事です😭
これ、実は2年連続です。
ほんとどーでもいい話で申し訳ないんですが💦
地味に恥ずかしいんですよ。
ありがたい事に、もともと数える程しか生えてこないタイプで、特に冬場は油断して処理を忘れるんです。
先生や技師さんはホント何にも思ってないと思うんですけど、
思ってても
(あ、処理してないwww)
くらいのもんだと思うんですけど、
(見ないで!見ないでー!)
と心の中で思ってしまいます。
着替える事に
(はっ!処理するの忘れた!)
と気づいて、
『すみません、カミソリ貸して下さい』
と言いたい気持ちになります。
あー、今年もやってしまった。
来年こそは気を付けよう😖
ちょっと不安だったこと
そう、言い方悪いですがホルモン薬漬けの状態です。
生理周期で言うと検診を受けた日は11日目でした。
本当は毎年3月に乳がん検診を受けているんですが、移植をしてもしも成功した場合はマンモグラフィーを受けられなくなると思って前倒しする事にしました。
痛みも少ないし乳がん検診は低温期に受けた方が良いとされています。
11日目だし、移植前に受けときたいしと思って予約したものの、ホルモンの薬を飲んでいるから、
(いつもと違って、痛かったらどうしよう)
と少し不安でした。
けど、受けてみると特になんてなかったです。
ちょっとうれしかったこと
実はマンモグラフィーをすると、毎年挟まれたあと台に乳汁が出ていたんです💦
『なんかちょっと出ちゃいました💦』
って感じで技師さんに報告するのがなぜかいつも恥ずかしいんですよね。
『おもらししちゃいました💦』
って感じで。
プロラクチンというホルモンが高いと、妊娠していなくても乳汁が出る事があります。
私もプロラクチンが高めの状態が続いてて、テルロンという薬を毎日半錠だけ2年以上妊娠判定が出るまで飲んでいました。
結局流産になって、薬を再開する必要があるかどうかを昨年11月に検査してもらった結果、正常範囲になっていました。
プロラクチンって検査するタイミングで数値が変わったりするみたいなので、
(本当に下がっているのかなあ)
と正直思っていたんですが、今回は乳汁が出なかったという事は本当に下がっているという事でいいのかなと思いました😊
これはちょっとうれしかったですね。
もうやっとく事はない!
…と思いますので、思い残す事なく胚移植に臨みます!