今回は自然周期法!
今回、私は初めて自然周期での胚盤胞移植に臨んでおります。
今まで移植は過去に3回受けています。
1回目:新鮮胚移植(6年前)
2回目:凍結胚盤胞移植(昨年)→ホルモン補充周期法
[陽性→のちに稽留流産]
3回目:凍結胚盤胞移植(今年)→ホルモン補充周期法
[陰性]
1回目に関しては、正直あまり記憶にありません😅
2、3回目はどちらもホルモン補充周期での移植でした。
結果は1勝1敗。
その1勝ものちに流産したので、2敗なのかな…?
先月の移植が陰性に終わり、先生と話した結果今回は自然周期法で挑戦する事になりました。
自然周期法:1回目の来院(D12)
前回2/12、ホルモン補充周期にて凍結胚盤胞移植を受けました。
妊娠判定が2/24。
…陰性でした😢
リセットしたのが2/28。
12日目に来院するように言われ、3/11に超音波検査と血液検査を受けました。
E2:204.6
LH:6.4
卵胞:15mm
内膜:6.0mm
先生の話では
『順調です』
との事。
妊娠判定で陰性だった時から服薬は中止となり、リセットしてもお薬は一切なし。
自力で卵胞が大きくなるか、内膜が厚くなるか。
結構不安でした。
ドキドキしながら来院しましたが、ちゃんと育ってて少しホッとしました。
内膜は8mm以上にならないと移植日は決まらないとの事で、2日後に再度来院する事になりました。
自然周期法:2回目の来院(D14)
前回の2日後の3/13、2回目の来院です。
前回と同じように超音波と血液検査。
E2:353.1
LH:10.0
卵胞:20mm
内膜:8.1mm
血液検査の項目の基準値が気になったので調べてみました。
項目(単位) | 卵胞期 | 排卵期 | 黄体期 |
---|---|---|---|
FSH(mlU/mL) | 3.0〜14.7 | 3.2〜16.6 | 1.5〜8.5 |
LH(mlU/mL) | 1.8〜10.2 | 2.2〜88.3 | 5.7〜64.3 |
E2(pg/mL) | 19.0〜226.0 | 49.0〜487.0 | 78.0〜252.0 |
P4(ng/mL) | 0.4以下 | 3.7以下 | 8.5〜21.9 |
女性ホルモン検査でわかること1・性周期と無月経 | 鶴川台ウィメンズクリニック (tsurukawadai.jp)
前回からですが、数値で見ても排卵期に突入しています。
良かったあ…..。
卵胞も20mm、内膜も8mmまで育ってくれて、安心しました😫
次の段階、移植に進む事ができます。
この日は排卵させるためのHCG(5,000IU)の注射を受けました。
移植日と判定日決定!
排卵推定日は3/15
この次の日から5日目の3/20に移植する事になりました。
3/20は春分の日ですね。
祝日だけど、移植はしてもらえるようです👏
妊娠判定日はBT12の4/1
エイプリルフールです。
どちらの結果になるとしても、おもしろい日になりました🤣
今周期、薬は一切飲んでなかったんですが、排卵推定日の翌日から
ルトラール
を毎食後飲む事になりました。
これを忘れると移植がキャンセルになるそうです😨
しゃれにならないんで絶対に忘れないようにしよう…。
自然周期法とホルモン補充周期法の比較
先月、ホルモン補充周期での移植を受けた事もあり、今周期は自然周期で凍結胚移植を受ける事になりました。
これで私もどちらとも経験した訳ですが、両者の違いについて個人的な視点で少しまとめてみました。
自然周期法
自分の卵胞から出るホルモンで内膜を育てる方法
メリット
- より自然に近く、身体の負担が少ない
- 使用する薬が少ない(薬の飲み忘れにおびえなくて良い)
- 点鼻薬がないので気楽(個人的に)
デメリット
- 卵胞の発育を調べる為、超音波と血液検査での通院が必要
- 通院日が多い(しかも採血が必要なので時間がかかる)
- 自分のホルモンに頼るので、うまく卵胞や内膜が育たない可能性がある
- 卵胞や内膜が育たないと途中で中止になる可能性がある
- 排卵の時期は予測になる
移植前までの総額¥21,110💸(来院2回で移植日決定)
ホルモン補充周期法
卵胞から出るホルモンと同じ薬を飲む事で子宮内膜を育てる方法
メリット
- 通院回数が少なくて済む(採血の必要もなし)
- スケジュールを立てやすい
- 月経が不順な人でも調整できる
デメリット
- 飲む薬が多くて複雑
- 4時間ごとの点鼻薬がいつも頭の片隅にある(個人的に)
- 人によっては薬の副作用で体調不良?
移植前までの総額¥26,090💸(来院1回で移植日決定)
どちらを選ぶか
身体的・精神的に
あくまでも私の通っているクリニックのやり方で、私の経験のお話です。
4時間ごとの点鼻薬がなく、薬もなく、自然周期の方が精神的にめちゃくちゃ楽でした。
もちろん医療機関によっての違いは大いにあると思います。
身体的には
ホルモン補充周期で薬を飲んでても、個人的には身体的にしんどいという事はなかったです。
むしろ自然周期のD11あたりに、おそらくホルモンの変動による激しい頭痛と眠気で体調が悪かったです😅
個人的な話ですが、排卵期は程度の差はあれ頭痛がよく起こります。
今回は吐き気を催すほどの頭痛で、ロキソニンを飲みました😑
体感的にはホルモンが一気に多くなる時期によく頭痛を起しているようですね。
それは個人的な話で、身体的な負担で言うとやはり薬を飲まない自然周期法の方が負担は少ないのかなと思います。
だからといって、自分のホルモンにゆだねるというのもリスキーではありますよね。
比較的生理周期が安定している人だったら身体の負担も少ない自然周期という選択肢もある
という感じでしょうかね。
ちなみにホルモン補充周期の場合、自分で必要なホルモンが出ないので、妊娠後もホルモン補充の為、自然周期法よりも多く薬が必要になります。
薬で補充しないといけない事が原因で、流産の率が上がったりするのかな
と疑問に思って調べましたが、
妊娠率も流産率も変わらない
という見解みたいです。
金銭的に
自然周期:¥21,110
ホルモン補充周期:¥26,090
私の場合は自然周期の方が少しお安くなりました。
あくまでも参考程度に。
意外に金額の差はないですね。
ホルモン補充は薬代、
自然周期は検査代
がそれぞれかかってくるので、もし自然周期で3回以上来院になっていたら逆転していましたね😅
先程も書きましたが、判定日に陽性だったらその後に出される薬も違うみたいですので、そこからも金額の差は出てくるかと思います。
まとめ
自然周期の方が薬の飲み忘れとかの心配はないし、身体的にも精神的にもラク。
けど、ちゃんと自分の力で卵胞が大きくなって、内膜が厚くならなきゃいけない。
大事な移植周期に、自分の力でそこまで至れるのか。
それは不安だし、私もホルモン補充周期を迷わず選択していました。
今回はたまたま自力で育ってくれましたけど、賭けみたいなもんですね。
ホルモン補充周期法の方が妊娠率高くなりそうなもんだけど、
妊娠率も流産率もまったく同じと言われるとそれはまた悩む…。
ただ、先生に言われた事は、
『手段を変えてみると良い方向に行く事もある』
という事。
今までホルモン補充周期でダメだった。
→自然周期法の方が合ってるのかもしれない。
という考えです。
つくづく思いますが、不妊治療って結果を見て判断する
って事が多いですね。
『妊娠する』
これがすべて。
何をどうやっても、ここにたどり着ければOK。
たどり着けなければNG。
トライ&エラーを繰り返しながら自分に合うやり方を見つけていくしかないみたいです。